東京都の自粛要請をどう受け止めるか

こんにちは、港区議会議員の榎本あゆみです。

昨日、やっと東京都から休業要請を出す業種が発表になりました。
私たち都民の講堂としての大前提は、新型インフルエンザ等対策特別措置法
第45条第1項に基づき、医療機関への通院、食料の買い出し、職場への出勤など、
生活の維持に必要な場合を除き、原則として外出しないこと等を要請されています。

出展元:東京都

「生活の維持」をどう解釈するのかで行動が変わってきますが
いわゆる「不要不急の外出を自粛する」ということです。

出展元:東京都

また、これまで何度も訴えてきましたが個人が行動を自粛したいと思っても
働いている企業・上司がどう判断するかにより、出社を余儀なくされている方も
多くいらっしゃいます。

都知事の発表にもあるように、「職場への出勤」は生活の維持に必要な行動とされ
外出しても仕方のない行動の1つとされています。
企業活動においての感染防止対策として具体的に挙げられているのは下記など。

・ラッシュ対策(時差出勤、自家用車・自転車・徒歩等による出勤の推進)
・従業員数の出勤数の制限(テレワーク等による在宅勤務の実施等)
・出張の中止(電話会議やビデオ会議などを活用)、来訪者数の制限

企業の中でもテレワークに切り替えられる人もいればそうでない人もいる。
だから企業としてできるだけ協力してくださいということだけど、
働いている立場だったら
あの人はテレワークになってるのに私は出社を求められるなんて不公平だ!
と思ってしまいそう。

国からの休業補償との兼ね合いが大きいところですが
国としてはそんなにお金かけられないよ、
東京都で勝手に補償してください
ということで東京都が協力金という形で補てんしてくれます。

以下、都知事の記者会見の発言

都の要請に応じて休業してくださる事業者の方への協力金の支払いなどを行ってまいります。協力金につきましては、緊急事態措置期間中、都の要請に対しまして全面的にご協力いただける中小企業の皆様方に協力金を支給するというものでございます。
その額でありますが、1社で1事業所のみの場合は50万円、ただし、複数持っておられるという方々は100万円となります。現在、支給の方法につきましては、詳細検討しておりまして、決まり次第、早急に発表してまいります。
こうした対応につきましては、これまでも何度もこのコロナ対策ということで、補正予算、そして予備費を使うなどして対策を打ってまいりました。今回、4月15日(水曜日)に発表を予定しております緊急対策の中に、今、申し上げました協力金等につきましての施策を盛り込ませていただきます。それを議会でご審議いただき、そこから実施ということになります。

 

出展元:東京都HP「知事の部屋4/10」
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2020/04/10.html

ということなので、詳細は15日の議会後になるようです。
門戸を広くしてもらえることを期待します。

港区においては、
以前から要請していた認証保育園の登園自粛が実現しました。

緊急事態宣言の発令に伴う登園自粛のお願いと認証保育所保育料助成制度における対応について
https://www.city.minato.tokyo.jp/hoikusien/korona_ninsho.html

多くの皆様から要望されていたので良かったです!
来週以降の国・東京都の動きにも注目です。

子どもにPCを奪われたり奪い返したり、
朝から書き始めたこのブログが18時前にやっと完成しました・・・。
長かった・・・。

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