ベビーシッター補助が港区でもスタート

4月から開始される「ベビーシッター補助」とは

 

ベビーシッター補助事業は以前から東京都が実施していたサービスです。
つまりは、東京都が費用を出してくれるということです。
しかし、そのサービスを活用するかどうかは自治体に任されており、
港区はこれまで「かたくなに」活用してきませんでした。

東京都が全て費用を出してくれるのだから
港区でも使えるようにしてほしい!と訴えてきましたが、
区の言い分は
港区は保育園を整備したり、一時預かりサービスを十分に整備するから
東京都のベビーシッター補助は必要ない!
というものでした。

 

 

しかし、私も様々訴えた結果
やっとやっと港区でも2023年4月(2023年度)からベビーシッター補助が始まることになりました!

皆様、大変お待たせいたしました!

 

ベビーシッター補助の概要

4月開始のため、若干変更になるかもしれませんが現状調べたことをご報告します。

東京都のベビーシッター補助には2つあります。
1、待機児童向けのベビーシッター補助
2,一時預かりのベビーシッター補助

港区で使えるようになるのは
2,一時預かりのベビーシッター補助 です。

こちらの方が、利用する理由に制限がないため使い勝手が良い制度です。

ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援) 東京都保健局
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/bs/bsitijiazukari.html

対象者
仕事の都合はもちろんのことリフレッシュでもOK
理由を問わず使用が狩野

対象の子ども
未就学児

助成金額
日中:1時間あたり2,500円上限(7時~22時)
夜中:1時間あたり3,500円上限(22時~7時)

利用上限
年間144時間

利用方法
詳細はこれから決定され広報されると思いますが
まずは、下記の東京都のベビーシッター補助の認定を受けているベビーシッター事業者を選び
各社の手続きにそって会員登録などします。

ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援) 認定事業者一覧
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/hoiku/bs/itijiazukarijigyoushalist.html

事業者によって、補助金とは別に1時間150円を徴収するサービスや
交通費は別途で実費精算などあります。
利用されるベビーシッター会社の規定をよくご確認ください。

支払いのフロー

基本的に、まず通常通りベビーシッター会社に料金を支払います。
その後、ベビーシッター会社から領収書をもらい、その領収書を
区に提出。
後日、区から助成対象となる費用が還付されます。

(決定ではないので、後日区からの広報をご確認ください!)

 

ベビーシッター補助実現に至るまでの道のり

 

これまで何度も区に訴えてきたのは、
ママ・パパたちの子どもを預かってほしいというニーズに区のサービスで応えることができているのなら良いけれど
足りていないのだから、今すぐ解消するために対策すべき!ということです。

 

例えば、

令和2年12月11日保健福祉常任委員会 12月11日

育児サポート子むすびや、あい・ぽーとなど一時預かりやベビーシッター派遣のサービスは、
利用したい利用会員は年々増加しているが、手助けする側の協力会員が全く増えていない。
これだけ利用したい子育て家庭がいるのだから、協力会員を増やすべきだが区はどう考えているのか。

令和3年度決算特別委員会 10月4日
https://gikai2.city.minato.tokyo.jp/voices/cgi/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=1,2,3,0&FBMODE1=SYNONYM&FBMODE2=SYNONYM&FBMODE3=SYNONYM&FBMODE4=SYNONYM&KGTP=1,2,3&NAMES=%89%7C%96%7B%82%A0%82%E4%82%DD&TITL_SUBT=%97%DF%98a3%94N%93x%8C%88%8EZ%93%C1%95%CA%88%CF%88%F5%89%EF%81%7C10%8C%8E04%93%FA&KGNO=5328&FINO=6332&HUID=609789&UNID=K_R041004261011

港区政策創造研究所が2014年2月に発表した、港区における子どもと子育て家庭の生活と意識に関する調査報告書によると、
未就学児の家庭において、93.5%の家庭が核家族であることが分かっており、子育てを身近に支えてくれる人の存在は不可欠です。
港区では、子育て支援に関して多くの事業を実施しており、
少しの時間子どもを見てほしいニーズに応える一時保育や、保育園、幼稚園、お稽古の送迎といった
子どもの送迎をしてほしいニーズに応える
子むすびサービスの拡充や、今後の展開について質問を重ねてきていますが、抜本的な改善にはつながっていません。

このような短時間子どものお世話をしてもらえるサービスを整備することが急務です。

 

 

核家族がほとんどの港区では、
急な用事で子どもを預かって欲しい
などのご意見を常にいただいていました。

最近では、保育園に入れす

 

ベビーシッターのニーズ

以前のブログでも書きましたが
港区では4月時点での待機児童は0人でしたが
12月以降に約100人の待機児童となってしまいました。

しかも、待機児童となった人向けの居宅訪問型(ベビーシッター)サービスを
制度として作っていましたが、そちらも一杯になってしまい、
待機児童となった100人は、行政サービスを受けることができず
自分たちでどうにかしないといけない事態となっています。

待機児童ゼロなのに待機児童数100人!
https://enoayu.com/blog-taikijidou-20230123/

4月から開始されるベビーシッター補助がもっと前からスタートしていれば
待機児童となり、さらに居宅訪問型も使えなかった人たちが
民間のベビーシッターを活用した際に、費用が助成されたのに・・・。

1~3月に民間のベビーシッターを使わざるをえなかった方々や
育休を延長せざるを得なかった方々へ
申し訳無さでいっぱいです・・・。

 

今後とも、港区の特殊な現状を踏まえて、もっともっと子育てしやすく、
子育てするなら港区!と言えるよう全力で訴えていきます!

ご意見・ご要望などございましたらお気軽にご連絡ください。
ご連絡先をいただけましたらお返事させていただきます。

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