自転車で転倒し国家賠償請求訴訟事件に

建設常任委員会での報告事項

先日(9月1日)の建設常任委員会では、
1.国家賠償請求訴訟事件
2.一の橋公園整備工事
3.令和3年第3回港区議会定例会提出予定案件
4.赤坂二・六丁目地区地区計画の決定(案)
5.都市再生特別特区の変更(案)
6.都市計画駐車場の変更について(案)
7.浜松町駅西口地区地区計画の変更(案)
8.都市再生特別特区の変更(案)
9.品川駅周辺地区計画の変更(案)
10.都市再生特別特区の変更(案)
が報告されました。

自転車で転倒し国家賠償請求

このうち、国家賠償請求訴訟事件をピックアップしていきます。
この事件は、2016年9月10日に電動自転車が、港区内の道の突起物によって転倒し、顔面損傷、左手小指損傷、胸部の打撲、歯を4本損傷したものです。
被害者の方は、治療費や裁判費用として、2900万円相当の損害賠償を要求しました。
しかし、2021年7月9日裁判所から和解勧告がなされ、区と被害者の方の合意のもと、区が500万円を支払うことで和解が成立する件について来週から始まる
第三回定例会の中で議決されます。


再発防止のため、区民の方に危険な箇所を港区で調査したところ、27箇所発見されました。そのうち10箇所は直ちに対応がなされ、他の14箇所も取り除く、またはポストコーンが設置されました。
残りの3箇所につきましては、景観上の問題があり、改善方法を所有者の方と相談していく予定です。
また、今後も危険な箇所がないか港区で調査、改善していくということです。


私からの質問


私からは
区内の道路や公園で怪我をされた方への対応に明確な判断基準を設けておらず、対応に差が生じてしまっていること
について質問しました。

事実、私の周りでも、区道や区立公園などの管理不足により怪我をされてしまった事例が
いくつもあります。
実際、区民の方や議員が役所に相談しても対応する人によって対応がまちまちです。
この質問で行政側から
職員の対応方法にばらつきあったとしても丁寧に対応するのは大前提とし、対応の差が生じないよう各支所で共有し、再発防止に努めることが約束されました。

区内の危険箇所があればいつでもご連絡ください!
すぐに対応してもらうように動きます。

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