不適切保育をなくすために
防犯カメラをつけるべき!
1年前、不適切保育について取り上げ、防犯カメラの設置を求めました。
しかし、区は『十分な検討を重ねた上で対応すべきものと考える。』と消極的な回答でした。
保育園で不適切保育の疑いがある事例が起きたとき防犯カメラが設置されていなかったため、
子どもの証言以外に事実を知る手がかりがありません!
この問題を解決するためにも今すぐにでも防犯カメラの設置をするべきです!
不適切保育と虐待の種類
こども家庭庁では、保育施設で発生する虐待や不適切保育について分類をしています。
詳しくはこちら
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e4b817c9-5282-4ccc-b0d5-ce15d7b5018c/13e273c2/20230512_policies_hoiku_3.pdf
虐待では心理的虐待と身体的虐待が多く、人権を尊重しない関わりなど目に見えない内容が多くなっています。
港区の対応と質問
港区でも不適切保育に関する相談が増えていることから、2023年1月から不適切保育に関して有限会社子ども総合研究所に
業務委託を開始しました。
2023年度の不適切保育への相談は9件であったと事業概要に記載されています。
そこで質問です。
2023年度の不適切保育への相談の9件のうち不適切保育とされたのは何件でしたか?
また、2024年度に不適切保育の相談が何件ありそのうち、区が不適切保育であると認定したのは何件ですか?
不適切保育の原因を紐解くとどのような原因があると考えていますか?
また、港区の不適切保育の現状と課題について伺います。
区の返答
相談件数 | 不適切保育の数 | |
2023年 | 9件 | 2件 |
2024年 | 31件 | 5件 |
令和5年度の不適切保育疑いの相談件数は9件、うち不適切保育と判断した件数は2件です。
令和6年度、現時点で不適切保育疑いの相談件数は31件、うち不適切保育と判断した件数は5件です。
不適切保育が発生する原因については、これまで区職員による巡回指導や不適切保育の調査結果から、
保育士の知識不足、運営法人等の支援不足、園内での指導不足などが主な原因であると認識しております。
保護者へのケアを手厚く支援するべき
不適切保育の疑いがある事案が起こった際、保護者は例え疑いであったとしても事象が発生したときからその後何十年に渡りその子が辛い思いをすることがないか子どもを思い、悩むのが親です。
行政にとっては1つの事象にしか過ぎません。
多くの相談がある中の1つであったとしても、保護者にとっては人生が大きく左右される出来事となります!
保護者のケアが十分にされているとは思えません。
保護者へのケアをより手厚く支援していくことを強く求めます!
不適切保育の疑いがあった時に保護者の気持ちを受け止め、今後区はどう対応しますか。と質問しました。
区の返答
区に、不適切保育に関する相談が寄せられた場合には、相談内容を確認した上で、調査が必要と判断した事案については、
速やかに、保育に関する専門的知見を有する委託事業者の保育専門アドバイザーとともに、調査いたします。
調査の結果、不適切な保育があったと認められる場合には、速やかに、保育所や法人本部等に改善指導を行っております。
また、保護者から相談があった場合には、保護者の気持ちに寄り添い、区はどの場合においても、
子どもの最善の利益を考え、責任をもって対応しております。
港区のこどもたちの安全を守るために今後も活動していきます!