港区立西町つなぐ児童遊園の指定管理者の選定

2月21日の建設委員会での議題

2月21日の建設常任委員会では、下記5項目について議案を議論しました。

①議案 第4号 港区街づくり推進事務手数料条例の一部を改正する条
②議案 第6号 港区道路占用料等徴収条例等の一部を改正する条例
③議案 第8号 港区特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条
④議案 第9号 港区立住宅条例の一部を改正する条例
⑤議案元第13号 指定管理者の指定について(港区立西町つなぐ児童遊園)

今回は、⑤議案元第13号 指定管理者の指定について(港区立西町つなぐ児童遊園)
について取り上げます。

これは、東京都港区高輪三丁目5番5号に所在する港区立西町つなぐ児童遊園の管理運営を行う民間事業者を指定するものです。

新設された西町つなぐ児童公園


港区立西町つなぐ児童遊園は、令和3年度に整備工事を実施した児童遊園です。
2021年第4回港区議会定例会において、港区立児童遊園条例の一部を改正する条例が
可決され、2021年12月28日に開設しました。

もしかしたら、この公園の名前を聞いてピンとくる方がいらっしゃるかもしれません。
実は、3か月ほど前に工事中の公園を訪れています。
その際のブログはこちらから↓↓↓
https://enoayu.com/blog-nishimachitunagupark-20211130/


公園開設の後、2022年4月1日から指定管理者制度を導入するため、2022年1月6日に開催した港区指定管理者選定委員会において、非公募により指定管理者候補者の選定が行われました。

高輪地区の公園・児童遊園は、グループ化により指定管理者制度を導入しています。区民サービスの向上やコストの削減の観点から、他の高輪地区の公園・児童遊園とグループ化し、同一事業者により管理運営することが適切であるとされ、現在、他の高輪地区総合支所管内の公園・児童遊園の管理運営を行っている事業者である株式会社グリーバルが選定されました。


事業者からの主な事業提案として、以下の4項目が挙げられました。

○施設の管理及び点検の考え方と具体的な取組
○植物の管理及び点検の考え方と具体的な取組
○顧客満足度(CS)への具体的な取組
○公園等の広報活動についての具体的な取組

このうち、3つめの項目の具体的内容は、以下の通りです。
⑴年に1回、各公園等についてアンケートを実施し、利用者のニーズ体の把握に努めること..
⑵3ヶ月に1回、利用者との座談会を実施し、座談会で出た意見等をホームページやSNSにて報告すること

⑴については、新型コロナウイルスの感染が収まらない現状で対面形式の座談会を実際に行うことができるのか、と疑問に思い、私からはこの点について質問をしました。

これについて、当該事業者が管理している他の高輪地区の公園・児童遊園では、
2020年に3月と9月の2回、座談会を実施したとの回答が得られました。

やはり、新型コロナウイルスが蔓延している今の状況では座談会の形式をとることは難しいといえますから、インターネットを活用したオンライン形式での方法等も検討し、より利用者の意見を反映させた公園の管理を行っていただきたいと思います。

他にもひとつ気になる点があり、質問をしました。

2020年度における、当該事業者が管理する港区立亀塚公園等の事業実績のうち、
苦情件数が22件報告されていたのです。

私からは、苦情はどのような内容で、当該事業者はどのように対応を行ったのかについて質問しました。

これについて、苦情内容は複数人のグループが長時間公園を占有していたこと、鳩への餌やし行為があったこと、バットで素振りを行う行為があったこと等であったことがわかりました。

いずれの苦情についても、当該事業者は連絡を受けた後迅速に係員を向かわせて声掛けをしたり、日ごろから巡回を行ったりすることで、対応をしているようです。

これなら子ども達やお父さんお母さんも安心して公園を利用することができる、と安心しました。

すでに行っている他の高輪地区総合支所管内の公園・児童遊園の管理運営で得たノウハウを持っている事業者の選定により、利用頻度や公園の特性に応じた柔軟な管理を行うことで、より安心安全で楽しめることができる公園運営に努めて参ります。

ご意見やご要望がございましたら、ぜひご連絡ください!





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