芝浜小学校を視察

芝浜小学校を視察しました

芝浜小学校の保護者の方から学校についてのご相談を受け、

すぐに視察に行きました。

宮﨑校長先生はお忙しい中快く視察を受け入れてくださり

また細かにご説明をしていただきました。

ベテランの頼りになる校長先生です。

 

学校の外観にはビルのような雰囲気があります。

芝浜小学校は港区の中で一番新しい小学校で、9階建てとなっています。

 

芝浜小学校についてもっと詳しく知りたい方は、以前のブログで紹介しているため、こちらをチェック↓

26年振り9階立て芝浜小学校をどこより詳しくレポート

 

最初は校長先生から現状学校が抱えている問題や学校の環境についての説明を聞き、

次に学校の中を1年生の教室から案内していただきました。

その後は最上階の9階から学校を見て回りました。

 

9階 屋上校庭

開放的な印象のある校庭です。

夏は熱中症指数が出るため、安心して遊ぶことができます。30℃以上は遊べないという線引きがされています。

 

8階 更衣室

8階から見える景色はビルと青空が素敵です。

この階には更衣室が設置されています。

 

7階 体育館、プレイルーム

↑芝浜小学校体育館

この体育館には冷暖房が完備されているため、どの季節も安心して利用できます。

↑プレイルーム

プレイルームと名付けられた多目的ホールにはクライミングウォールが設置してあります。

主に休み時間に使用されていますが、教員の多忙さ故に子どもたちを見守ることができず、ほとんど使われていません。

こうした小さな課題をどうしていくかが快適な学校生活の鍵になります。

 

6階 プール兼室内校庭

一見人口芝の敷き詰められたスペースですが、夏にはプールに変身します。

プールの床が可動式になっていて、最大まで上昇させると画像のように人工芝を張ることが可能になっています。

夏はプールとして、冬は第2の校庭や遊び場として通年利用できます。

 

すまいるルームについて

学校の中には、支援が必要な児童も在籍しています。芝浜小学校ではそういった児童のための取り組みに力を入れているため、特別支援教室で専門員の方にお話を伺いました。

学校の中にはすまいるルームと称する支援室が2部屋あり、体を動かす部屋と座学のための部屋に分かれています。

↑体を動かす部屋

↑支援教室

児童の特性に合わせてこれらの支援室を使い分けているそうです。児童に合ったサポートを行い、最終的にクラスで授業を受けることを目的に、支援室は稼働しています。

ただ支援室には専門員や、その部屋に在籍する先生の多忙さや人手不足により週に2時間指導したくても
1時間しか指導できない等の問題があります。

支援を直接行う先生たちからの「先生を増やしてほしい」という要望もあります。

元々専門員の先生やすまいるルームの先生は、芝浦小学校を拠点校として活動しています。
先生たちは拠点校から派遣されて芝浜小学校に来ています。
芝浦小学校と芝浜小学校で担当する児童の数を合わせると、なんとおよそ100人になります。
多忙かつ少ない専門員の方や先生たちに頼り切りの現状を変えるためにも負担を抑える取り組みが必要だと考えました。

その他にも、副担任制度の充実(責任をもってクラスを見守る先生が必要)という問題も生じているため、
小学校という環境に関わる人のために、これらのことを今後も区に訴えていきます。

 

発達障害など、個別の支援が必要な子どもたちが増えています。
東京都の管轄の枠組みでは不十分のため
これまでも港区独自の費用で独自の教員を雇っています。

しかし、あまりに細分化されすぎて分かりにくい、
学校として依頼しにくいなど弊害も発生しています。

副担任制を訴えると同時によりきめ細やかに
大人が子どもたちに寄り添えるよう今後も訴えてまいります!

 

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