港区の教員の退職者は5人!

教員の休職者数

文部科学省による2023年度の公⽴学校教職員の⼈事⾏政状況調査によると精神疾患による病気休職者数は、
7,119⼈と全教育職員数の0.77%となり前年から580⼈増加し、過去最多となりました。

出典 『令和5年度 公⽴学校教職員の⼈事⾏政状況調査について』
https://www.mext.go.jp/content/20241220-mxt_syoto01-000039268_1.pdf

港区の教員に関するご相談

実際、私も港区立の小学校において2024年度の教職員が年度途中で退職したことについてご相談いただきました。
私がいただいたご相談だけでも3人の教員が年度途中で退職し、3人とも1年生の担任でした。
中には4月の入学式を迎えてからたった数日で来なくなった教員もいるとのことで、
子どもたちや保護者から心配と不安の声が聞かれました。教員イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

精神疾患による病気休職の要因について

下の表は文部科学省が行った『令和5年度 公⽴学校教職員の⼈事⾏政状況調査について』の中で
教育職員の精神疾患による病気休職の要因に関して教育委員会が調査したものです。
児童・⽣徒に対する指導そのものに関することや上司、同僚、部下などの対人関係が多い原因でした。

児童・生徒に対する指導そのものに関すること 26,5%
職場の対人関係 23,6%
事務的な業務に関すること 13,2%
個人的な対人関係   8,9%
元々の精神疾患の悪化   8,8%
職場外の者との対人関係   6,3%
身体面の体調悪化   6,3%
異動・昇任   5,1%
長時間勤務   0,8%
相談しづらい環境   0,5%

出典 『令和5年度 公⽴学校教職員の⼈事⾏政状況調査について』
https://www.mext.go.jp/content/20241220-mxt_syoto01-000039268_1.pdf

港区の退職した教職員の人数

こちらは港区で2024年度に年度途中で退職した教職員の一覧です。
都費・区費合わせ7名の教職員が退職をしました。
2023年度の事業概要によると港区立幼稚園、小・中学校の職員数は919人です。
先程の文科省の調査結果である0.77%をかけるとちょうど7人となり、
全国の病気求職者数率と変化がないことがわかります。

質問

新しいランドセルを背負い、特に子も親も不安と希望が交錯する1年生で担任が何らかの都合でいなくなってしまい、
信頼を築いてきたことは、子どもも保護者も大きな不安に包まれることを認識すべきです。
途中で退職してしまう教員は新任の教員が多いということも聞いています。
区として途中退職してしまうことの原因をどう分析しているのか、また再発防止についてどう考えているか質問しました。

区の返答

新規採用教員については、社会人となり生活環境が大きく変わる中で、心身のバランスを崩し、
休職した後に退職となるケースや、他地区から転入した教員は、
培ってきた指導方法が港区では上手くいかずに悩み、結果的に退職に至ったケースがあります。
両事例とも新しい環境に適応できないことが原因と考えています。
退職を防ぐ取組については、日頃から風通しの良い職場環境を築き、
職場全体でメンタルケアに努めるよう校園長会等で徹底するとともに、ストレスチェックの効果的な実施や、
臨床心理士等による相談事業の活用を周知してまいります。
特に新規採用教員には、管理職が組織全体の状況を把握しつつ、指導教員による支援や、
他の先輩教員による相談や助言等を通じて寄り添い、新規採用教員が孤立しないよう取り組んでまいります。
さらに、区費講師である学級運営支援講師が各学校を訪問し、不安定な学級がある場合は、
早期にフォローを行うなど、若手教員などの学級を支援してまいります。

子どもたちが安心して学校生活を送ることができるように活動していきます!

 

 

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