今日の午前中は港南中学校の卒業式に出席しました。

義務教育が終わり様々な進路に進む103人。
涙する子たちを見て若者が夢や希望を持てる社会を作らなくてはと思いました。
卒業おめでとうございます😊

さて午後は、港南にある緑水公園内に新設された保育園
「ゆらりん港南緑水保育園」の竣工式に出席してきました。

名称:ゆらりん港南緑水保育園(認可保育所)
所在地:〒108-0075 東京都港区港南1-6-27 SSJ品川ビル2F
最寄駅:品川駅より徒歩5分
TEL:03-6712-1188
保育対象:生後57日~就学前まで
開園時間:7:15~18:15(20:15までの延長保育あり)
保育定員:101名(0歳9名、1歳15名、2歳18名、3歳19名、4、5歳20名)
初年度は61名(0歳児~3歳児)
施設:405.80㎡
経営・運営:ライフサポート株式会社
内装はパステルカラーがとてもかわいらしいデザインです。
細部を考えられたデザイナーさんは女性の方でした。
芝浦・港南エリアは保活激戦地区のため、ここ ゆらりん港南緑水保育園 も、もう定員一杯になってしまったそうです。
こんなに恵まれた立地で、なおかつこんなに綺麗だったら人気園になるのも納得です。




また各クラスには植物の名前が使われています。
例えば、「もみじ」「うめ」など。




お手洗いは1階、2階にたくさんあります。


このゆらりん港南緑水保育園の最大の特徴は 公園の中に保育園があることです。
公園の中に保育園があれば、いつでも大きな園庭があるようなものです!
他の保育園の子どもたちと一緒に遊べたり、お散歩に来ている近隣の方と触れ合う機会が多かったりなどメリットがたくさんあります。




これまで公園は都市公園法により
このような公共施設を建てることができませんでした。
しかし、都市公園法が改正され、2017年6月15日に施行。
都市公園法の改正では「都市公園の再生・活性化」を目的として、
主に次のようなことができるようになりました。
・保育所など社会福祉施設(通所利用)の占用を可能とすること
・民間事業者による公共還元型の収益施設(飲食店、売店など)の設置管理制度の創設
(カフェ、レストラン等)の設置
・大規模公園施設のPFI事業による設置管理許可期間の延伸(10年から30年に)
・公園運営に関する協議会の設置
・都市公園の維持修繕に関する技術的基準の策定
都市公園法改正のポイント
国土交通省 都市局 公園緑地・景観課
http://www.mlit.go.jp/common/001248733.pdf
公園保育所のOPENに向けて
(↓公園内に保育園ができるメリットなどがわかりやすく書かれています)
国土交通省都市局公園緑地・景観課
http://www.mlit.go.jp/common/001233166.pdf
この法改正は、人口に対して公園が増えたため
公園を有効活用しようということで保育施設だけではなく
様々なことができるようになりました。
保育施設に限ってみると大きく2つのポイントがあげられます。
○国家戦略特区法改正により、特区内の都市では都市公園における占用許可特例として保育所等の設置が可能。
○待機児童解消の取組強化に向けて、都市公園における保育所等の設置について、オープンスペース機能を損なわない範囲で、特区以外の都市においても可能とする。
国としても、都市部における待機児童解消のために 公園を利活用しましょうということです。
今後、さらにこの都市公園法の改正に伴い公園内の保育園が増えていくことでしょう。
園庭を作らなくても、目の前に大きな園庭があるような 素晴らしい立地の保育園ができることは子どもたちにとっても また地域の人たちにとっても相乗効果ですね。
待機児童問題の解消のため私も推奨してまいります!