政府からの要請を受けて、港区でも幼稚園・小学校・中学校を休校しています。
しかし、突然休校になったため、とくに共働き世帯などで家庭内で大変な混乱が生じています。
(↓ 写真は芝浦小学校で防災についての事業をしたときの様子)
そこで港区では、小学校の一斉休校に伴い
1人でお留守番など安心安全な状況にいられない子どもたちのために
大きく3つの子どもたちの居場所を作るための対応を取っています。
1、学童保育の実施
2、緊急居場所づくり
3、小学校・中学校開放
1、学童保育の実施
以前からある学童保育に登録して利用している子どもたち向けに
3月2日から
8:00~19:00まで学童保育を実施しています。
2、緊急居場所づくり
「緊急居場所づくり」として小学校を開放することにしました。
今回の新型コロナウイルスCOVID-19感染対策としてとられた処置の休校について
私も学校開放をすべきだと要望してきましたので、嬉しい判断です。
学童保育(学童クラブ、放課GO→)は8:00~19:00まで小学校1~3年生の受け入れを
3月2日から行っています。
ただし、テレワークなど保護者が在宅勤務の場合には自宅学習をしてもらうよう要請をしています。
しかし、この対応だけでは、学童クラブに加入していない子どもたちや
私立に通う子どもたち、4年生以上など行き場のない子どもたちがでてきてしまっていまいた。
それらもあり、今日(3月9日)から小学校を開放することにしました!
良かったです。
事前予約制となっており、
昨日までにこちらの制度を利用したいと申請があった人数は
500人でした。
港区内18校の小学校で実施をしますので、
平均すると1つの小学校あたり27名程度の受け入れとなります。
正確な人数がわかりましたのでご報告します。
居場所づくり事業に新しく登録した児童数(学校の在籍児童数)
小学校
御成門小学校:24名(349名)
芝小学校:61名(393名)
赤羽小学校:20名(426名)
芝浦小学校:32名(1171名)
御田小学校:77名(407名)
高輪台小学校:55名(630名)
白金小学校:25名(626名)
白金の丘学園 白金の丘小学校:46名(719名)
港南小学校:41名(1277名)
麻布小学校:31名(287名)
南山小学校:19名(236名)
本村小学校:11名(345名)
笄小学校:31名(465名)
東町小学校:35名(469名)
赤坂小学校:33名(462名)
青山小学校:15名(243名)
青南小学校:21名(559名)
お台場学園 港陽小学校:36名(360名)
港区のHP
保護者の就労のため、自宅で過ごすことが困難な小学生を対象に「緊急児童居場所づくり事業」を実施します。
利用できる対象者は
保護者が働いており自宅で子どもだけで過ごすことが難しい児童(すでに学童保育を利用している人は除きます)
実施場所は
自分が通っている区立小学校
私立に通っている子どもたちは、自宅の住所の学区域の小学校
それぞれの小学校の図書館を拠点とし、体育館、校庭、その他の教室を使用
実施する時間は
月~金 8:30~17:00
※午後も利用する場合はお弁当持参
↑ 給食を提供してほしいと要望しているのですが、検討中とされてしまっています。
実施する期間は
2020年3月9日(月)~3月31日(火)
申請は随時受け付けていますので
利用したい方は区または私でもかまいませんのでご連絡ください。
3、小学校・中学校開放
各学校が主体となり、各学年ごとに学校を開放する日を設けています。
各学校のHPに日程などが掲載されています。
例えば芝浦小学校ではこちらになります
見ていただくとわかるように、毎日学校に行けるわけではありません。
また学校によっては、事前に学校に連絡が必要な場合もありますので
自分の学校に問い合わせていただくのが確実です。
このように、港区ではいくつもの施策を行い
子どもたち、共働き世帯を支えています。
まだまだご意見もたくさんあるかと思います。
教育委員会・区に対して毎日要望を伝えていますので
ご意見あればいつでもご連絡ください!