高齢者のCOVID-19 ワクチン接種状況
比較的スムーズに進んでいる新型コロナワクチンについての最新状況についてご報告です。
7月末までには65歳以上の高齢者に対する接種が終了し、順次、一般区民の接種へと移行していきます。
【ワクチン予約枠】
港区の65歳以上の高齢者人数: 4万5210人
用意していたワクチン予約枠:3万5766人分
高齢者全体の79%の人数分のワクチン予約枠を用意していました。
【予約状況】
3万3995人/3万5766人= 予約率 約95%
用意していた予約枠のうち95%は埋まりました。
【接種割合】
港区の65歳以上の高齢者人数: 4万5210人
接種した人数: 1万1224人
高齢者全体の約24、8%が接種しています。
【その他】
余剰ワクチン:130回分
会場内のスタッフ(看護師、薬剤師)などに接種と、区内の保育士・施設職員6名に対し接種を行い、ワクチンは無駄なく使用されています。
キャンセル数:2072人
大規模接種会場で接種する方が増えていることが予測されていますが、予約したものの、直前に接種を止めようと決断する人と、大規模接種会場で接種する人とに分けられると思います。
委員会で私からの質問と回答
Q、今後、ワクチンを接種した人を区は把握をするのか
A、区の保健所にある予防接種台帳に入れていくので把握する
Q、帰宅後など時間が空いてから副反応が出た場合の把握方法は。またその事例を区民に周知することはあるのか。
A、病院など医療機関の救急にかかった場合は、保健所にも通知が来るので把握ができる。全てを公表するかは未定だが必要があれば公表する。
Q、保健所内、保健所と病院(医療機関)との情報共有はどうなっているのか。
今後、ワクチンを接種したが陽性になる人も出てくることが予測される。
その際に、この人はワクチンを1回接種したのか、2回接種済みなのか、接種していないのかがどこの病院でも把握ができるのか。
また保健所でも把握ができるのか。どのようなデータとなっているのか。
今回陽性となった型は接種したワクチンでは有効でなかったのか、など今後のワクチンの有効性検証に大変重要なデータとなるためシステムで管理すべき。
A、医療機関から保健所へ提出される発生届けを持って、保健所としては知ることができるようになる。
公衆衛生を学んでいる立場からすると、ワクチンの有効性の検証や変異株へかかる状況などは大変に貴重なデータであるため、できる限り正確に細かく管理し、将来に向けて活用してほしいと思っています。
一般区民へのワクチン接種が近づいてきました。スムーズに予約し、接種できるよう私も様々要望してまいります。
皆様からのご意見・ご要望お待ちしております。