#みんなの生理とは
4月21日に、#みんなの生理の方と一緒に教育長に対して、
生理用品を学校の個室トイレに設置してほしいという内容を要望してきました。
#みんなの生理
https://minnanoseiri.wixsite.com/website
今回一緒に活動を行った#みんなの生理とは
全ての人の生理に関するニーズが満たされ、どんな人も自分らしく暮らせる社会
生理があるという理由によって機会を奪われない、生理フレンドリーな社会を目指します。
このような理念のもと活動されているグループです。
彼女たちが独自に日本における“生理の貧困”の実態を明らかにすべく、SNSで協力を呼びかけてオンラインアンケート調査を実施しました。
【アンケート概要】
対象
日本国内の高校、短期大学、四年制大学、大学院、専門・専修学校などに在籍している方で、過去1年間で生理を経験した方(n=671、3月2日時点)
結果
過去1年で生理用品を入手するために他のものを我慢するなど、金銭的理由で生理用品の入手に苦労したことがある若者の割合が20.1%
過去1年以内に金銭的な理由で生理用品でないものを使ったと答えた割合は27.1%
生理用品を交換する頻度を減らしたと答えた割合は37.0%でした。
#みんなの生理が行ったアンケート調査の結果はこちらから
教育長への要望
これらのアンケート結果をもとに、
港区でも子どもたちのため、小・中学校の女子トイレに生理用品を設置してほしいと要望しました。
教育委員会から主に下記の意見が出されました。
・現在も保健室に生理用品をおいている
・保健室でいつでも渡せるようになっており不自由はしていないはず
・子どもたちの意見を聞いてみよう
・確かにいくつかの学校では毎月生理用品をもらいに来る子どもがいる
・家庭の事情で不安な子どももいる
私と#みんなの生理からは下記を要望しました。
・大人が思っている以上い子どもたちにとって生理の問題はセンシティブである
・保健室においてあるから問題ないとは言い切れない
・生理用品がなくて困った場合に保健室に行かずに友達からもらっている可能性がある
・自分の体の変化に対応できない年齢の子どもたちが安心して授業に参加できるよう環境整備が必要
・生理の貧困と言われるが貧困だけの問題ではない
この日は、双方で意見交換を行い、次のステップに行くことにしました。
今後も教育委員会と一緒に問題に取り組んでいきます。
進捗があればまたご報告します!