芝浜小学校の開校まで1年切りました

芝浦地域の小学校事情

芝浦地域といえば、港区内でも屈指の子どもたちが増えている地域です。
芝浦小学校は児童数が急激に増加をし、仮設校舎を建てましたがそれだけでは教室数が足りないため
同じ地域に2つ目の小学校となる芝浜小学校の建築が決まりました。

<現在の芝浦小学校のクラス数と児童数>
1年生:9クラス:286人
2年生:6クラス:196人
3年生:6クラス:209人
4年生:6クラス:220人
5年生:5クラス:182人
6年生:5クラス:186人
合計:37クラス:1279人


芝浦小学校は、港南小学校(1337人)に次いで区内に2番目に児童数が多い小学校です。
ちなみに、、、東京都全体で見ても、足立区にある小学校が児童数1位で、
港南小学校、芝浦小学校が2位、3位となっており、東京都内でも屈指の児童数の多い学校です。
ですが、芝浜小学校ができることにより、児童数も分散するため人数は減ることになります。

これは芝浦港南地域の6-12歳人口と、芝浦小・港南小に通っている児童数の表です。
全体で3478名いるうち、2616名が2つの小学校に通っています。
港区は、学区域で隣接する小学校を選択することができるため、
芝小・御田小などに通っているお子さんもいると思いますが、
単純に計算すると区民の75%が公立小学校に、
約25%程度がそれ以外に通っていることがわかります。

港区全体で公立小学校に通学している割合は
2004年度で90.3%、2005年度で89.2%、2006年度で84%でしたので、
公立以外に通う子どもたちが増えていることがわかります。

芝浜小学校

芝浜小学校について、芝浦小学校に通っている家庭に下記の概要が配布されました。

校章や校歌も決まりましたが、一番大切な校長先生が決まりません。
というのも、公立の先生の人事権は東京都が持っており、
東京都教育委員会が芝浜小学校の校長先生はこの人です。と決定します。

学校は校長先生の権限が大きく、校長先生の意向が反映されます。
新設校なのだから、少なくても1年前には校長先生を任命し
校長先生と一緒に学校方針など決めていくべきだ!と訴えているのですが
区ではどうしようもない・・・という現実です。
区の教育委員会も、「そうなんです。。。」と同じ課題意識を持っています。

芝浦小学校は児童数が多く、クラス数も多いため
芝浜小学校のクラス数がどうなるのか不安に思われている方も多くいらっしゃいますが
小学校は定員が何名です!と明確に言うことが難しいということです。
ですが、モデルケースとして各学年4クラス×6学年=24クラス
を芝浜小学校では整備しています。
もちろん、今後の人口増加も見据えて、多目的教室まど、今後普通教室に転用できるような
柔軟な教室を作っています。

現在、芝浦小学校に通っている子どもたちは、
芝浦小に通い続けるか
OR
芝浜小に行きたいか
選択することができます。

芝浦小に通う子どもたちに上記のアンケートを配布しました。
このアンケート結果を見て、初めて教育委員会としても何人ほどが芝浜小に通うのか
見えてきます。

高学年ほど、人間関係がすでにできているので芝浦小に通うことを希望する割合が高く
低学年ほど、学区域に即した自宅の距離から芝浜小を選択する人が増えるのではないか
という予想をしていますが、結果を見てみないとなんともわかりません。

今言えることは、芝浦小 > 芝浜小 
芝浜小は、芝浦小よりは人数規模は少ない学校となるということです。

また詳しく人数などが決定したらご報告したいと思います。

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