港区立中3は全員でシンガポール修学旅行

港区立中3は全員でシンガポール修学旅行

これまで、「公・私立に関わらず子どもたちに留学支援をする」と公約に掲げていたことが半分達成できそう!
これはすごい!さすが港区!という事業。

(これから議決なのでまだ決定ではありません。自民党は反対なのか、このまま賛成はできない、という発言)

 

【概要】
港区立中学3年生は全員(特別支援学級も含む)シンガポールに修学旅行に行くことになります。

【予算】
約5億2,000万円
子どもたち760名、教員+教育委員会(100名)、現地プログラム、
旅費、飛行機代、バス代、保険など

子ども1人あたり約50万円
区の負担:約42万円
保護者負担:約7~8万円(現状維持)

【対象者】
約760名(中3、特別支援学級を含む)

【行き先】
シンガポール

【内容】3泊5日

1日目:羽田空港からシンガポールへ
2日目:現地学生と交流
3日目:セントーサ島内の見学
4日目:グループ行動、シンガポール出発
5日目:朝に羽田空港着、午前中に帰校

【オーストラリア派遣】
現在実施している小6:40名、中2:40名は今後も継続
こちらはホームステイを実施
小6の倍率:2.88倍
中2の倍率:2.77倍

 

コメント

これにより、港区立の小・中学校に進学すると、小6と中2でオーストラリアに行ける可能性と
中3で必ずシンガポールに行くことができるようになります。
港区立の魅力を財政力でグッと上げました。
常々、子どもたちに留学するための支援をすべきと訴えてきたので、さすが港区!と感じています。
一方で、私立に通う子どもたちとの格差がまた広がったことについて、私立に通う子どもたちも等しく港区の子どもたちである意識の元、支援を求めます。
私立に通う子どもたちが留学(短期留学など)する際に、同額の約42万円を区が負担するよう、私立の子どもたちへの支援のためにも訴えていきます。

また、シンガポールに3泊5日で1人あたり約50万円は、決して安くはない予算なので
安くできるところは安くし、でも安全第一に学びの多い修学旅行になれるようサポートして行きます。

 

私からの役所への質疑

Q:公立・私立の格差がますます進んでいくことが、私立学校に通う子どもたちへの支援もしていくべき
A:もちろん私立に通う子どもたちも港区の子のため、どこまでできるかわからないが、私立に通う子どもたちにも支援をしていく

Q:この機会に初めて海外に行く子もいるはず。パスポート取得の支援はないのか?
A:パスポート取得費用も含め保護者負担は約7万円とする
つまり、すでにパスポートを持っている家庭の負担額は安くなる

Q:初めての海外旅行の場合、保護者・子ともに緊張や不安などもあるかもしれない。受験前の中3の夏・秋が最適なのか。
A:現在でも中3の9月に行く学校もあるが、学校と話し合いをし調整していく

Q:ただホテルに宿泊するのではなくホームステイをしてさらなる学習機会を設けるべき
A:今はホームステイができないが今後検討していきたい

 

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