新しく生まれ変わる新浜公園

整備概要

選挙前最後(改選前最後)の建設委員会が開かれました。
今回は委員会の中で審議した新しくできる「新浜公園」についてご報告します。
芝浦1丁目にある新浜公園が再整備されることになりました。


今回の再整備で目指す姿とコンセプトとしては、子育て世代の区民や子どもたち、港区で働くワーカーなど多様な人々の利用に応えるべく、

「誰もが遊べ、憩える、緑・水・人が共生する公園」

を目指すための整備に向け、5つのコンセプトを設定しました。

・誰もが一緒に安全に遊べる遊び場
・緑・水に囲まれ、和み憩える空間
・潤いと魅力ある水辺空間
・安全・安心なにぎわい空間
・自然エネルギーの活用と防災機能の強化

そして、公園が利用しやすい空間となるように5つのゾーンに分けることになりました!

「遊歩道ゾーン」
・川を眺めながら散歩が出来る遊歩道を設置します。
・遊歩道沿いには季節ごとに違う楽しさを体感できるように植栽を配置します。

「遊具ゾーン」
・年齢を問わず誰もが楽しく一緒に遊べるように、年齢層に応じたユニバーサルデザイン遊具を設置します。
・歩きやすい・転倒した時の怪我をする可能性を低くするために遊具の下は、ゴムチップ舗装となります。
・新浜公園で今回導入する遊具はインクルーシブ機能を持った、ユニバーサルデザイン、区が使用する標準的な遊具ではないです。
キネティック・・・2つの遊具について、これらは動力で光を発する道具になります。
CUBEとYURIGIは乳幼児向けの遊具で、CUBEはすべりだいになっていて、YURAGIは真ん中の穴の中に大人が入り、座りながら子供たちが遊ぶ様子を見ることが出来るようになっています。


「芝生ゾーン」
・芝生ゾーンはあまり広くないため、要請の必要がない人工芝が使用されます。
・広場の空間があるのですが、そこは遊びやくつろぎ、憩える空間として使うことが出来ます。また、災害時の避難場所としてなど多目的に活用される予定です。

「ウッドデッキゾーン」
・運河を眺めながら休憩することができるウッドデッキと東屋を設置します。
・子どもや高齢者が利用することを踏まえたベンチのデザインとします。

「休息ゾーン」
・静かな空間で落ち着いて休息ができるように、子どもたちが遊んだりと動きが多い芝生ゾーンから離れた位置に設置します。
・仕事や食事などの利用ができるように、テーブルとベンチを設置します。

今後のスケジュールは
令和5年4月に地元説明会
令和6年7月に工事着手
令和6年12月に区域変更、供用開始となっています。

民間が作る全国民が安全・安心し使用できる公園

今回再整備される新浜公園は区が作るのではなく民間が作るという所がポイントになります。

そして、新浜公園は「インクルーシブ公園」として再整備されます。

インクルーシブ公園とは障害のある子どもも、ない子どもも一緒に楽しく遊ぶことが出来る公園の事を言います。
年齢や性別、身体的能力などを問わない、ユニバーサルデザインの遊具や施設が設置してあります。

転倒してもケガをしにくいクッション性に優れた地面や、車いすのまま利用や乗り移ることができる遊具などが整備され、子どもを安心して遊ばせることができる公園となっています。

前の章でこの公園は約500㎡を人工芝を敷き詰めることになっているという事を書きました。
人口芝の下にゴム層を入れ、中にはゴムチップを入れるので、子どもが転んでも衝撃を和らげるようになっています。
これもインクルーシブ公園には必要不可欠であります。

区が使う標準的な人工芝は平米単価1万9000円、今回使用するのは2万4000円と高価な質の高い人工芝となります。

天然芝も良いが、冬になると芝が枯れ、土が出てきてしまい、さらに芝生を養生するために遊べない期間がでてきてしまいます。
人工芝の方が良いのではないかと思い、ぜひ他の区が整備する公園でも人口芝を導入してほしいと要望しました。

区民からのご意見・ご要望

最近、公園に関するご意見・ご要望も多くいただいています。

陳情
●●公園のブランコがギシギシ言っていて怖い、
子どもを遊ばせて大丈夫か不安です。

対応
上記の陳情をいただき、すぐに公園を管理している担当に確認していただきました。
するとブランコの乗る部分が2回転してしまっていることが判明。
すぐに直してもらいました。

結果
その方がお子さんとブランコに乗りに行ったところ
もうギシギシ言わなくなったそうです。

今後も区民の方々の意見を取り入れつつ安心安全に暮らせる港区を作ってまいります。

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