令和6年度保育定員について
令和6年度保育定員は、区の利用調整の対象となる施設等の定員については7,879人、
区の利用調整の対象とならない施設等の定員については653 人とし、
合計8,532人となります。
令和5年度保育定員に比べ、合計132人の減少となります。
って言われても、よくわからないので解説します!
2024年は保育定員が132人の減
来年度2024年度から港区の保育定員が132人少なくなります。
待機児童は4年連続でゼロとなっていますが
そんなに減らして大丈夫なのかと心配になります。
この保育園定員は非常にややこしいので詳しく解説したいと思います。
まず保育施設を区では大きく2つに分けています。
保育定員の区分について利用者の分かりやすさを考慮し、
区の利用調整の対象となる施設と、対象とならない施設とで区分して示します。
本当にわかりやすいのか疑問ではありますが・・・。
<利用調整対象施設>
・区立保育園
・私立認可保育園
・地域型保育事業
・港区保育室
<利用調整対象外施設>
・みなと保育サポート
・認証保育所
区立保育園などを含む、
いわゆる入園の申し込みを区にして、区がどこの保育園に入園するかを決める
区で言う利用調整対象施設について詳しく見てみます
区立保育園などは43人の減
内訳は
0、1、2歳の保育定員は増加
3、4、5歳の保育定員は減少
0歳は22増
1歳は33増
2歳は18増
3歳は20減
4歳は26減
5歳は70減
その中でもまずは、区立保育園の増減について詳細を見てみましょう。
区立保育園だけを見ると、0、1、2、5歳で定員を減らしています。
例えばこうなん保育園とたかはま保育園では0歳の定員を減らしています。
私立保育園の定員を見てみると
私立保育園では全年齢で定員を増やしています。
地域型保育事業では4人の減
そして最も人数の変動が大きいのが港区保育室です。
港区保育室とは
保育所に対する区民の保育需要の急増を受け、保育を必要とする児童に対し、港区保育室事業を実施することにより、認可保育所を補完し、もって区民が安心して子育てができる環境を整備することを目的とする、とされています。
入園するには認可保育園と同様の利用調整基準を適用しており、
保育料や保育内容、さらに保育士などの人員体制に関しても、区内の認可保育園と同様の体制で運営がされています。
ただ、港区が独自に設置する施設であり、目的が区立・私立など保育園に入れない子どもたちへの預かり先として暫定的に作られたものであり、
今後は縮小、最終的には終了していく方針が区からだされています。
この方針もあり今回も多くの保育定員の減少がされています。
まとめると
区立保育園と港区保育室で0、1、2、3、4、5歳の定員を減らし
私立認可保育園などで0、1、2歳の定員を増やす、形となりました。
港区全体では132人の減少となりました。
あまりに保育定員に空きが出てしまうのは良くないと思いますが
このことで、秋以降の待機児童が出ないといいのですが。
待機児童の現状
待機児童は、毎年4月時点での待機児童の人数のことを言います。
傾向として、当たり前ではありますが4月以降に
途中入園をしようと思うと3月に向けてどんどんと入園しづらくなります。
また港区では、1月以降は保育園に新規で入園することができません。
入園の申請をすることすらできないため、
待機児童にすらカウントされない人たちがいます。
こちらは、9月時点での待機児童数の表です。
9月時点では18人の待機児童がいます。
昨年と比較すると1人減ったものの、(2022年9月は19人)
同数程度が待機児童となっています。
しかも9月時点でこの人数のため、
冬以降にはより多くの待機児童が出ることが予想されます。
ちなみに昨年には約100人もの待機児童が出てしまいました。
詳しくは下記のブログをご一読ください!
待機児童ゼロなのに待機児童数100人!
https://enoayu.com/blog-taikijidou-20230123/
今年度も年明けの状況を注視していきたいと思います。
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