公園の計画が改定されます

公園の基本計画

港区では、「港にぎわい公園づくり基本方針」を作っています。

前回は2016年に策定し、新しく計画を改定することになりました。

これは現在「素案」の段階で、12月21日からパブリックコメント(パブコメ)を行いました。
ご意見いただきました皆様、ありがとうございました。

この計画は大きく公園についてと、トイレについての2つに分かれます。

公園・緑地の基本方針

(1)個性ある公園をつくり、つなぐ

(2)行って楽しい公園メニューをふやす

(3)協働や民間活力を生かすしくみをつくる

公衆トイレの基本方針

(1)誰もが使いやすい公衆トイレづくり

(2)快適・安全で清潔な公衆トイレづくり

(3)街の美観に配慮した公衆トイレづくり

現在の公園計画の詳細はこちらから

https://www.city.minato.tokyo.jp/kouenkeikaku/kankyo-machi/toshikekaku/kekaku/nigiwai.html

改定っsれる計画

新規の取り組みや、目標の更新など様々な改定がされています。

私が質問したことなどを含めて概要をご紹介します。

インクルーシブ公園について

これまで私も質問してきているインクルーシブ公園です。

障害の有無に関わらず誰もが安全に楽しく遊ぶことができる公園として求められて、都立公園を中心に作られています。

有名なのは、都立砧公園ではないでしょうか。

インクルーシブ公園については行ってみた体験記も書いていますので合わせてご覧いただければと思います。

今回の改定で、計画の中に下記のように大きくインクルーシブ公園についての取り組みが取り入れてられました。

参考として掲載されれいるのは、私が以前に行った期間限定のインクルーシブ公園ですね!

区として新たに公園を作るのは土地の関係から現実的ではないため、今後公園の改修時期に合わせてインクルーシブな視点を持った遊具を取り入れるということです。

新しい遊具が設置されることを楽しみにしています。何か計画があればご報告します。

公園での飲食や物販の規制緩和

港区の公園は指定管理者によって管理・運営されています。

指定管理者はプロモーザルにより区に対して提案をしますが、以前に見た指定管理者からの提案書の中で、公園内でキッチンカーの誘致などをしたいが実現できない、という内容がありました。

その委員会の中で、指定管理者が自主事業として行うことができるようにすべき、と質疑をしました。

その結果、今回の改定で下記のように明記されました。

この取り組みには期待をしとても楽しみにしています!

住民以外の公園利用マナー

公園についてご相談をいただく内容で多いのは、住民以外の方々の公園利用マナーについてです。

具体的には、公園内でのタバコのマナーや、平日昼間に子どもたちの遊具を占有してランチを食べており子どもたちが遊べない、ポイ捨てなどなどです。

このことについても区に対して対策を求めました。ですが、やはり条例などを設けない限りは制限することは難しいのが現状です。

区として、下記のように逆の発想で看板など出す予定だということでした。

最近、トイレでも

綺麗に使用しましょう。 ではなく

綺麗にご利用いただきありがとうございます。 とポジティブな言い回しが増えているように感じます。

これは「脳は矛盾を嫌う」という人間の脳を活用している有効な手であるとされていますので、公園においても効果を期待したいと思います。

アンケート調査について

今回の素案の最後に利用者アンケートの結果が掲載されていますが、個人的に(大学院で学ぶ者として)非常に気になる点がいくつもあったので指摘しました。

貴重なデータを正しく取り、的確に分析し、次の区政に役立てられるように
私も頑張りたいと思います!!

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