学童クラブに宅配のお弁当を!

どんどん増す学童クラブの重要性

2023年3月27日、NHKのニュースでも学童保育が取り上げられました。
昨年度、学童保育に入ることができなかった、いわゆる待機児童の数は東京23区全体で2500人余りに上ったそうです。

共働きの家庭が増え、「待機児童」が社会問題となる程に学童クラブのニーズや重要度が高まっています。
ママ・パパが働きやすい環境を整備するためにも、子どもたちが安心して過ごせる場所をつくるためにも、学童のあり方に関して議論が必要です。

「学童保育」の待機児童 NHK NEWS WEB
「学童保育」の待機児童 東京23区全体で今年度2500人余 | NHK | 東京都

保育園の待機児童についてまとめたブログはこちら
待機児童ゼロなのに待機児童数100人! | 港区議会議員 榎本あゆみ (enoayu.com)

 

港区の学童クラブ

港区では、小学校の子どもたちが放課後等の時間に安心して活動できる居場所として、
児童館・子ども中高生プラザ・児童高齢者交流プラザ等や、区立小学校内で実施する「放課GO→クラブ」に学童クラブを設けています。

各施設では、学童クラブの児童だけでなく、施設等を利用している児童や職員とも幅広い交流ができ、実施する様々な活動に参加できます。学童クラブ単独の活動もあり、子ども達が楽しく過ごせるよう工夫しています。

 

 

 

各学童クラブの定員数と申込者数です。

現在(令和5年度時点)、港区内の学童クラブは36か所、学童クラブに通う子どもは計3369名です。
定員は合計で3480名と昨年度より81名増えました。
総申込者数も3665名となっており、昨年度に比べ45名増加しています。
また、すべての学童クラブにおいて申込者数が増えていることも見てとれます。

しかし、学童クラブの重要性が高まる中、定員数の増加など量的な改革だけではなく、保護者の皆さまやお子さんにとってより望ましい環境を形成すべく、質的な改革もまた必要です。

学童クラブ 港区HP
港区ホームページ/学童クラブ (city.minato.tokyo.jp)
定放課GO→・放課GO→クラブとは 港区HP
https://www.city.minato.tokyo.jp/shougaigakushu/kodomo/shogai/hokago-club/hokago-club.html

 

学童の宅配弁当を標準化

お子さんが小学校へ通われている方の中には、学童クラブを利用している方も多くいらっしゃいます。

普段は、学校で給食を食べた後、放課後に学童クラブへ行き、そこでおやつを食べますね。
しかし春休みや夏休みのような長期のお休みの時には、朝から学童クラブを利用することになります。

ここで大変になるのがお弁当作りです。
多くの学童クラブでは、長期休み中に各自がお弁当を持参しています。
夏休みには約1か月間毎日、ママ・パパはお仕事に加えて子どもたちのお弁当を作らなくてはいけません。

夏場には食中毒対策に気を使ったり、レパートリーが少なくなりがちで栄養バランスを考えるのに苦労したり…。
忙しい朝において、とても大きな負担になることは間違いないでしょう。

実際に、学童で給食を出してほしいというご要望をたくさん頂いています。

 

5つの学童で実現!

皆さんからのご要望を受けて、私はこれまで学童クラブでの宅配弁当の必要性について質問でかなり訴えてきました。
そして2022年の冬休みには、三光学童クラブを含む5つの学童クラブでお弁当の宅配を実現しました!!
実績として多くの学童で実施され、とても嬉しく思っています!

2021年のブログです。この時から徐々に増えています。 本HP
学童クラブのおやつ、宅配弁当、延長時間についての質問 | 港区議会議員 榎本あゆみ (enoayu.com)

これからも全ての学童クラブにおいて、同様のサービスを受けられるように訴えていきます。
また、最初に区が事業者と契約する時にそれを条件としてプロポーザルをすべきだという風に考えています。

昼食提供は、学童クラブを仲介させず、昼食提供会社と保護者が直接ウェブ上でやり取りをすることで、注文・料金の支払いが可能です。
さらに、食べ残し等は子どもたちが家に持ち帰るため、運営側の負担を増やすことはありません。

子どもたちも、お父さんお母さんも快適に長期休みを過ごすことができるように、学童を整備していきたいと思います!

 

 

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