4月1日に札の辻スクエアがオープン
今年の1月に視察に行った札の辻スクエアで、4月の開業を目前に
先日開所式が開催されましたので、参加してきました!
視察の詳細をまとめたブログはこちらから↓↓↓
blog:仕事も勉強もできる札の辻スクエアをいち早くレポート
https://enoayu.com/blog-fudanotsujisquare-20220201/
建物内にphoto spotが設置されています。
ぜひ皆さんもお試しください!
札の辻スクエア内部
今回は内装がより整備されたので、その点を主にレポートしていきます。
図書館には蔵書が入ったり、産業振興センターには3Dプリンターが設置されたりと、見どころ満載です!
1階から見ていきます。
11階建てで、11〜8階に区立産業振興センターや区産業振興課、7~4階に三田図書館、3~2階には物販や飲食等の店舗が入る予定です。
まずは入口から。新品のロゴはピカピカでとても綺麗ですね!
エントランスホール、駐車場、駐輪場や観光インフォメーションセンターがあります。
建物は白を基調としていて、すっきりさわやかな印象。
2階外側にはペデストリアンデッキがあります。
田町駅まで繋がるのはあと10年後か15年後か・・・
それでは中に入ってみましょう。
カフェスペース
4階には、図書館の入口前に、ゆったりと本を読むことができるカフェスペースが整備されました。
美味しいコーヒーやケーキが楽しめるお店のようです。
みなと工房さん(就労継続支援B型事業所)が運営をします。
http://koufukukai.la.coocan.jp/
可愛らしい手書きの立て看板。
カフェスペースは、しっかりと席の間隔があけられています。
全体が木目調で、柔らかい雰囲気の中くつろげそうですね。
この窓際に面した席は、とても日当たりが良い!
その他の席も、窓からの光が明るく照らしてくれます。
16時以降は、食べ物・飲み物の提供はなくなりますが、
自動販売機で飲み物を買ってこの場所で飲みながら仕事をしたり勉強したりすることができます。
港区立三田図書館
前回はスカスカだった本棚がいっぱいに!
区内最大である約29万の蔵書がここに移ってきたということで、すごい数ですね。
まずは私が最も関心を持っているキッズコーナーからご紹介します!
オープンスペースには、可愛らしいデザインの机が。
小さなお子さんでも、怪我の心配が少ないよう配慮されています。
そして、注目ポイントだったこのスペース。
座り心地の良いソファで、私も子どもを連れてきたらこんな感じかな、と想像しながら座ってみました。
子どもも大好きなはらぺこあおむしを読みながら。
紙芝居コーナーです。
子どもって紙芝居好きなんですよね。
私も三田図書館に行くと、エンドレスで紙芝居を読まされます。
蔵書も充実しています。
ここは小さい子向けの絵本がいっぱい。
ここには、少し大きくなった子向けの図書や、お母さんお父さんにもうれしい子育ての本がおかれています。
他には洋書も沢山ありました。
上の表記を見ると、英語の本以外にも、中国語・ドイツ語・スペイン語など、様々な言語の本が豊富に揃っています。
新しくなった三田図書館に、是非お子さんと一緒に来ていただけたらと思います!
これは自動貸出機です。
これだけで本の貸し出しができる機会です。
逐一受付に本を持っていって本を借りていた頃が懐かしいです。
PCもかなりの台数設置されているので、混雑することはなさそうです。
窓際で陽に当たりながら、ゆっくり読書を楽しむことができるスペースもあります。
お次はこちら。よく見ると、「予約・リクエストサービス案内」と書かれた紙があります。
どんどん皆様に活用していっていただければと思います!
こちらは予約資料コーナーです。
これまでは、本の予約を取りに行く際には、受付に並んで手渡しでもらっていましたが
ここは人の手を煩わせることなく本を受け取ることができます。
手順はこちら↓
利用のご案内はこのようになっています。
まず左の機械で、自分のカードをかざします。
するとあなたの予約した本はこのコーナーのどこにおいてあるかが書かれたレシートが印字されます。
そして、印字にある場所に向かい自分の予約した本を探します。
予約があった資料を設置する棚です。
棚の上にアルファベットが表示されているので探しやすそうですね。
見つかったら、先程の右側にあった機械で貸し出しの受付をすれば修了!
簡単に本を予約して、受け取ることができますね。便利になりますね!!
場所を移動して、ここは視聴覚ブースとなっています。
予約したCDやDVDを視聴することができます。
これは借りた本の返却口です。
案内にも記載がある通り、CDやDVDを入れないよう注意が必要です!
このポスト、何がすごいかというと・・・
これまでも、時間外受付として返却ポストがありましたが、
このポストは中にセンサーがついており、どの本が返却されたか瞬時に判断し処理します。
つまり、自動返却ポストになっているのです!!
どんどん自動化されて便利になりますね。嬉しい!
以上で、図書館フロアの紹介は終わりです。
産業振興センター
次は8階から上の、産業復興センターです。
中でも、ビジネスサポートファクトリーという部屋と、コワーキングスペースが整備された9階は大変興味深い点が多いので、細かく見ていきましょう。
9階エレベーターを降りて左手にあるのがビジネスサポートファクトリーです。
まずはこれ。
なんとも目を引くこの代物は、3Dプリンターです。
3Dスキャナーで読み取ったデザインを出力したり、PCから出力したりできます。
この3Dプリンターはなんと1000万色以上を出力できるそう!
数字が大きくてなんだか想像つかない。
ということで、展示されていたサンプルを見てみます。
非常に細やかなデザインに驚きです!
ちなみに、この右側の緑色の模型は4時間かかるそうです。
たった4時間というべきか、4時間も、というべきか・・・。
このサンプル、洋服の皺や表情がよくできています。
こちらは、この施設にいらっしゃる方の3D模型です!
ここに来ればこの模型のモデルの方に会えるかも!?
自分の体をスキャンで読み込み、それを3Dプリンターで出力します。
思わず手に取って写真を撮ってしまいました。
5分ほどじっと動かずにいることができれば、
赤ちゃんでもお子さんでも、だれでも3D模型を作ることができます。
お子さんの誕生日の記念に作る方もいらっしゃるようです!
確かに赤ちゃんの模型ほしいかも!!
マネキンが置かれているこのスペースには、アパレルの型を出力できる機械が設置されました。
こんな機械や
このような機械が整備されています。
どちらもあまり見慣れない形をしています。
いずれの機械も個人利用が可能とのことなので、是非利用してみてください!
次はお隣のコワーキングスペースに移動します。
このコワーキングスペースは、「CENTER STAFF」というコミュニティマネージャーを導入したことが大きな特徴です。
コミュニティマネージャーは、利用者である企業と交流を行ったり、利用者同士の交流を促す役割を果たします。
日本ではあまり広く知られていませんが、Googleでもコミュニティマネージャーを採用しています。
広々とした空間には、机と椅子に加えて綺麗なキッチンがあります。
これだけしっかりしたキッチンがあると、かなり使い勝手が良さそうです。
こちらの席は、なんだか公園やキャンプ場を思い起こさせるデザインではないでしょうか。
写真の奥に見えたこの席は、小さい机をゆったりとした椅子が囲います。
コミュニケーションが生まれ、様々なアイデアに繋がりそうです。
こちらにはソファと大きな棚が設置されています。
座ってみました。
机の天板に少し傾斜がついているのが、案外フィットして良いです。
そして、こちらはなんだか少し変わった1人掛けの椅子。
両サイドが囲われいて、1人で集中して作業に取り組みたい時にはお勧めです。
オープンスペースだけでなく、ガラスで遮蔽されたスペースもあります。
数人で会議等を行う際に役立ちそう。
ロッカーも数多く整備されていて、安心です。
以上が今回のレポートです。
かなり設備が充実した施設になっていて、4月の開業が待ち遠しいですね。
4月になったらぜひ訪れて見てください!おすすめ施設です。